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敗者たちの幕末維新

「徳川をささえた13人の戦い」というサブタイトルがついています。この本を読んで思うことは、明治維新という一種の革命で旧支配者が処刑されずに体制が変わったということです。徳川慶喜は助命され、徳川宗家も存続されたことです。この書籍を見ると、徳川家を支えた人物が幕末に多くいたこと、そしてそのそれぞれが能吏でありまた徳川家の内部の人たちであったということです。

かつて豊臣家が家康により根絶やしにされ豊臣恩顧の大名や配下の大名が領地などを大幅に削封されたこととくらべても、慶喜への処置は寛大であったと思います。

関ヶ原の戦いのとき西軍に与し敗れた毛利家や島津家などは領地を大幅に削減され、徳川憎しの恨みを買いました。倒幕の陰に関ヶ原の仇を返そうという意識があったはずです。

幕末に将軍を助けた譜代や親藩や大奥の人々がいたからこそ、戊辰戦争はかなり短期間で終わり、内乱が激発せずに権力が移行し豊臣家などの二の舞いを得ずに済んだのだろうという気がします。

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