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2007年9月21日 (金)

ロシア民謡(カチューシャ)

30年前のことだが、私は花の学生時代を過ごしていた。その当時の歌として「カチュ
ーシャ」というのが懐かしい。この歌は戦に出た夫が帰ってくるのを妻が待っていると
いうロシア民謡なんですね。大学入学時語学で露語を選択したのでロシア民謡が好きに
なっていたのです。露語を選んだことを先輩に話すと、露語は一から十までの単語を知
っていれば単位が取れるんだろうと笑われた。「カチューシャ」という歌は露国で何曲
か原語で歌ったなかの一つである。別に日本での流行歌ではない。外国語の履修は2年
生で終わった。だがその間に気づいたのは毎年夏にソ連を語学研修と観光をかねて訪問
するツアーがあることだった。学部3年生のときそのツアーを申込み、粛々と出発の準
備を始めた。人員は25名ほど。そしていよいよ旅立ちの時がきた。一カ月の行程であ
る。未知との遭遇に少し不安を抱きながら浜の港を後にした。船室は4人部屋で津軽海
峡を通ってナホトカまで二泊三日の船旅が始めだった。私たちが乗った船は甲板にプー
ルのあるかなり大きな船だった。添乗員は三十歳ぐらいのかたで関東の某大学の先生を
されているそうだった。同行のグループは私と同じで、二十歳の記念にと参加する人が
多かった。旅の始めはお互いにどういう人か分からず、手探りのようにして話をしてい
た。そのうち何人かにあだ名がついた。プルサック(ゴキブリ)、ソチンコフ(粗チン
コ)などである。ロシア語の習得率により一行は3つのグループに分けられ私は中ぐら
いのクラスだったと思う。母国の先生に教えてもらったのだが、立て板に水どころか、
会話はなかなか難しかった。ほとんど上達しなかった気がする。

講義の先生方を始めとして向こうの方はみな大柄で、日本人の私はなにか恥かしかった。
ロシア語講座の行われた場所は国際的に有名なソチという黒海に面した保養地だった。
講義の場所はたしか市内の小学校だったと思う。海水浴場でだれかがコンタクトを落と
し、皆が大騒ぎをして懸命に探したり、帰国の途中でホテルの一室に誤って閉じ込込め
られあわや帰国できなくなるという恐怖体験もした。そのときは本当に慌てた。また時
化のため港を一日出れなくて旅行の行程が一日延びたりした。無事帰国して、銭湯への
行き帰りに「カチューシャ」を口ずさんだ。今、時の経つのが本当に早いとしみじみ感
じる。
ちなみにロシア民謡としては加藤登紀子さんのレコードがヒットしたと思う。内容は、
露語で「モスクワ郊外のゆうべ」「トロイカ」「満州の妻」「サラベイ」等である。
戦後日本でロシア民謡がレコードにまとめられたのは加藤さんの功績大と思う。近年で
は「百万本のばら」が有名である。ロシアの人は個人的に接すればごくふつうであるの
に国としては北方領土ではロシアにくしと日本人ならだれでもおもうだろう。
余談だが当地のレニングラードやモスクワはメインロードは人がとても多くてうっかり
すると迷子になりそうだった。通りは整然としていて東京や大阪にも匹敵するかとも思
った。旅行の途中で現れた現地の学生はとても日本語がうまく日本のロシア語通の人は
大丈夫かなとも感じた。

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